技術伝承と発展を支援する ものづくりエンジニア向け技術用語サイト『モノシリ』
| シリコンカーバイド | |
| Silicon Carbide | |
| SiC(シリコンカーバイド)とは、炭素と珪素が1:1の化合物で、炭化珪素のこと。隕石の中にわずかに含まれるだけで、天然には存在しない化合物。硬度、耐熱性、化学的安定性に優れ、研磨材や耐火物、発熱体などに使われている。 半導体素材としても開発が進んでおり、シリコンに比べて高電流、高温に強く、電力損失が少ない。電源向けなどのパワー半導体として期待されている。 |
| ヨーロッパでは燃費が良くてCO2排出量が低く抑えられるディーゼル車が主流です。環境対応のクリーンディーゼルエンジンの普及率が50%に達しており、黒煙を吐いて走るディーゼル車のイメージが根強く残る日本ではちょっと信じられない話ですね。 そんなディーゼル車ですが、排気ガスをクリーンにして環境対応にするためDPF(Diesel Particulate Filter)と呼ばれるフィルターがエンジンとマフラーの間に搭載されています。このフィルターの原料となるのが“SiC”、シリコンカーバイドです。 SiはDPFのフィルタとして使われるだけでなく、大電流を流せる半導体材料として急速に開発が進んでいます。電力損失が少ないSiCが普及して家電などに搭載されるようになると発電所4基分の省エネ効果があるとも言われています。環境技術の重要性が増すなかで、排ガス対策、省エネ対策に役立つSiC、これから動きに注目ですね。 |
![]() |
SiC 炭化ケイ素 ウェハー wafer |