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| ピーエフオーエス | |
| Perfluorooctane Sulfonate | |
| PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)とは、直鎖状に並んだ8個の炭素原子すべてにフッ素原子が結合し、末端にスルホン酸基を持った構造の人工的な有機フッ素化合物。水や油に溶けやすく防水や撥水剤として衣類や建材など生活用品にも広く使われている。 炭素原子とフッ素原子の結合力が非常に強く安定した化合物で環境中で分解されにくいため、環境汚染物質として野生動物などへの蓄積が懸念されている。 |
| RoHS、REACHをはじめ化学物質利用の規制強化が急速に進むなか、6/27からEU域内でのPFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)含有製品の流通が規制されます。PFOSはコーティング等で広く使われているほか、半導体製造でも露光工程に欠かせない素材となっていて多方面に大きな影響が予想されます。 そんななか6/12の日経産業新聞は、シャープとルネサステクノロジが廃液中のPFOSを99.9%除去する技術を開発したと伝えました。直径数十ナノメートルの気泡(ナノバブル)を発生させて廃液中のPFOSにぶつけると、PFOSの分子結合が壊れて無害化するとのこと。実用化はまだ先ですが、導入コストは1000万円以下で済むようです。 当面は半導体メーカーの廃液処理向けとなりますが、PFOSはさまざまな用途で世界中のいたるところに広がっていることからも、PFOSの処理技術としてさらにレベルアップすることを期待してしまいます。 |