技術伝承と発展を支援する ものづくりエンジニア向け技術用語サイト『モノシリ』
| スイショウシンドウシ | |
| quartz crystal unit | |
| 水晶振動子とは、圧電効果のある水晶を利用し、高い周波数精度の発振を起こす際に用いられる受動素子の一つ。水晶振動子は電気回路とくらべ周波数が安定していて、小型化に適している。温度による影響をうけにくい性質がある。水晶を一定方向で切断して製作する。 クオーツ時計や無線通信、マイコンのクロック信号や時計などに利用されている。 |
| クオーツ時計の“クオーツ”って何かご存知ですか? 実はクオーツとは水晶のことで、水晶振動子を使った時計のことをクオーツ時計と呼びます。しかもこのクオーツ時計、日本のセイコーが世界で初めて商品化に成功し、時計の世界に革命を起こしました。 いま『匠の時代 第2集』(内橋克人著 講談社)という本を読んでいます。 長野県諏訪地方に時計製造を根付かせ、セイコーがクオーツ時計の商品化にこぎつけるまでを描いたノンフィクションです。新製品の開発、時計大国スイスに挑んだ技術者の熱意はもちろんですが、当時の機械時計から水晶時計へ移るまでの技術革新の歴史、なぜ長野県諏訪地方にセイコーエプソンをはじめ精密機器製造の企業が集積するようになったのかという地方の歴史も垣間見られ、とても勉強になる本でした。 モノには歴史あり。その背景を知ると愛着が沸くと言いますが、携帯電話を時計代わりに使っている私ですが、セイコーのクオーツ時計が欲しくなってしまいました。 |