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| レイトウチャック | |
| ice chuck / freezing chuck | |
| 冷凍チャックとは、水を凍結させてワークを固定するシステムのこと。凍結式チャック、アイスチャックなどともいう。ワークの材質(樹脂、ゴム、ガラス、セラミック、非磁性体など)や、形状、サイズなどにより、通常のメカニカルなチャッキングや、磁気、エア(真空)などによるチャッキング、ワックスや接着剤による固定ができない場合に使用される。取外しが容易で洗浄も簡単、低温で加工できる、などのメリットがあるが、材質によっては適用できない。冷却にはペルチェ素子を用いることが多い。 旋盤、フライス盤、研削盤、ダイシングマシン、切断加工機などで使われている。 |
| 先日、NASAの無人探査機による観測で『月の南極近辺のクレーターの中(太陽光が1年中まったく当らない部分)で凍った水の存在を確認した』との報道がありました。アメリカの科学誌・サイエンスでも『NASAの火星探査機が撮影した画像の分析により、火星の地下には広範囲に氷が埋まっている可能性が大きい』という論文が発表されました。 月面基地や火星基地を建設するには氷(水)の有無は大きな問題であり、報道が真実であれば、いよいよ月面移住などの夢が現実味を帯びてきます。その一方で、それだけ水の惑星・地球の存在は希少であり、生命が生まれ育つには水が必要であることを強く感じさせられました。 産業用でも、超純水から、洗浄用、冷却水まで、水は欠かせません。その固体である氷にも、冷却以外にさまざまな用途があります。たとえば、ブラスト材に氷を使ったバリ取り洗浄機や、水が凍るときの固着力を使った『冷凍チャック』があります。バイスやワックスによる固定、エア(真空)チャッキング、マグネットチャッキングがうまくいかない特殊な材料や、接着剤が使えない(使いたくない)場合に適用できます。空気中の水分を瞬間凍結して小物部品をピックアップする工具もあるようです。 |