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電子インク

よみ デンシインク
英 electronic ink
概要 電子インクとは、電気的な制御により書換えや消去が自在なインクのこと。通常のインクのように紙に印刷するものではなく、表示装置である電子ペーパーで使用されるインクに相当するもの、という意味合いである。電子インクと電子ペーパーは混同して呼ばれることも多い。
種類はいくつかあるが、最も実用化が進んでいるのがE Ink社が開発したマイクロカプセル型電気泳動方式である。直径が数10μmの透明なマイクロカプセルの中に、白色の酸化チタン粒子(プラスに帯電)と黒色のカーボン粒子(マイナスに帯電)をオイルで封入し、電圧のかけ方で白黒を制御する。
基本的には白地に黒い文字を表示するため、紙と同様の視認性と広い視野角をもち、低消費電力(表示中・保持中は消費電力ゼロで、書換え時のみ電力を消費する)、薄型(バックライトも偏光板も不要)などの特長がある。一方で、紙と同様に暗いところでは照明が必要であり、動画など高速な表示にも適さない。

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日本でも電子ブックはブレークするのか?それとも?(2009年11月27日)

活字離れと言われて久しく、書籍は『1Q84』のように大ヒットが出ても全体的には売上減少、コミック誌やコミックスも前年割れが続き、雑誌は広告が激減、と危機感いっぱいの出版業界ですが、若い人を中心にケータイ小説が人気を集めたりもしています。

アメリカでは電子ブックリーダーが注目を集め、すでにアマゾンをはじめ、ソニーや大手書店など各社が販売中です。アップルも参入の噂がしきりに飛び交い、『来年は大ブレークする』『いや無理だ』と議論されています。『本体ではなく、それを使ってダウンロードしてもらうこと』が商売になるのはアップル・iPodが証明しています。でも、この電子ブックリーダー、意外にも大多数が表示部に電子インクを採用しています。

電子インク
を開発したのはアメリカの企業ですが、現在、台湾PVI社が買収をかけています。でも『指でページをめくらないと読んだ気がしない』という方も多いでしょうし、装丁が重要な書籍もあります。じっくり読む小説というよりは、ビジネス向けあるいは現場向けの用途はどうなのでしょうか?果たして日本での普及はいかに?

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