技術伝承と発展を支援する ものづくりエンジニア向け技術用語サイト『モノシリ』
| チョクリュウキュウデン | |
| DC power distribution | |
| 直流給電とは、一般家庭や事業所などに直流で電力を供給すること。「DC給電」「直流配電」も同じ意味。 直流給電を採用しているのは、アナログ式の電話回線(-42V~-53V)、電車の直流電化区間(600V、750V、1500V)などだが、大規模なデータセンターへのDC48V給電(停電時にも蓄電池のバックアップで高信頼性)が始まっており、家庭へのLED照明、太陽光発電、燃料電池、電気自動車などの増加・普及の見込みにより、直流給電のメリットが見直されている。 |
| 19世紀後半は電信、電話、無線、蓄音機などが次々と誕生し、まさに発明家の時代でした。エジソンが京都の竹をフィラメントに採用し、実用レベルに改良した白熱電球を作ったのは有名な話です。 当時エジソンは『電気の事業化』に取組んでおり、自ら発明した蒸気機関で駆動する直流発電機をパリに持ち込んで、派手にデモンストレーションするなど、エジソンは『直流』派でした。その圧倒的な光は、パリ市民にも、各国から集まってきた技術者や企業家たちにも強烈なインパクトを与えたようです。 しかし、エジソンの直流システムは結局、後発の交流システムに勝てませんでした。電気がインフラとして確立していく過程での直流・交流の争いの痕跡は、現在でも電車の直流運転に残っています。それから100年以上が経ち、太陽光発電や燃料電池、電気自動車などが普及しはじめ、再び『直流』が検討されるなかで“直流給電”の動向からは目が離せません。 |