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マテリアルフローコスト会計

よみ マテリアルフローコストカイケイ
英 Material Flow Cost Accounting
概要 マテリアルフローコスト会計とは、製造工程で使用する原材料について、ロスを含めた総合的なコスト評価を行う環境管理会計手法のこと。MFCA(エムエフシーエー)と略す。
マテリアルフローコスト会計
では、製品(正の製品と呼ぶ)と、不良品、廃棄物、排出物など(まとめて、負の製品、またはマテリアルロスと呼ぶ)を合せて、マテリアルのインプットとアウトプットとして捉える。原材料費や、電力費、燃料費、加工費(労務費、設備償却費など)、廃棄・リサイクル代など、すべてのコストがこれらのマテリアルを作るのに要したとし、物量ベースで配分して、正の製品のコストとロス分のコストを算出する。
ロス分のコストを数字にすることで、どこでロスが発生しているかを把握しやすくなり、コスト削減の実現と同時に、廃棄物の削減も図ることができる。

気になる技術用語コラム

日本発案の省エネ・コストダウンを両立する会計手法。来年ISOとして発行予定(2010年6月25日)

6月も月末になると株主総会の季節ですね。今年は29日が集中日のようですが、インターネット経由で議決権を行使できるとか、『Ustream』と『Twitter』でライブ中継するとか、株主総会も少しずつ変化しているようです。このところ景気は回復基調にあるといいますが、製品競争力の強化や新興国への販路拡大など、各企業は改革を休むことができません。製造・生産現場では、生産管理システムや製造実行システムを導入し、原価管理PLMなどさまざまな手法で一層のコスト削減に取組んでいることでしょう。

来年、日本からの提案をベースにして、国際規格・ISO14051として発行される予定になっているのが『マテリアルフローコスト会計』(MFCA)です。これは、従来の原価計算では見えなくなってしまう、製造時に発生した廃棄物などを『負の製品コスト』として計算する手法です。隠れていたロスを見える化することで、コストダウンと省資源・省エネを同時に実行しようというものです。高い歩留りを誇っていた加工工程にMFCAを導入したところ、あまりに負の製品比率が多くて愕然となったところもあるようです。

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