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| ドップラーレーダー | |
| Doppler radar | |
| ドップラーレーダーとは、ドップラー効果を利用したレーダーのこと。通常のレーダーは、発射したマイクロ波が測定対象物(飛行機、船舶、雨粒・氷粒など)から戻ってくる反射波の有無(および強度)を観測することで対象物の位置(およびサイズ)を測定していたのに対し、ドップラーレーダーはドップラー効果による周波数の変化を観測することで、対象物の移動速度も同時に測定できる。特に気象レーダーとして用いると、雨雲・雪雲の中の風の挙動(3次元の分布)を把握でき、突風・竜巻や集中豪雨の予測・監視の高精度化が可能になる。 なお、英語のradarは、radio detection and rangingの略である。 |
| 引退した先代の南極観測船『しらせ』の保存活用の選定先が、民間の気象情報会社・ウェザーニューズに決まりました。かつては天気予報や気象情報といえば気象庁でしたが、今では予報業務を行う民間企業も増え、さまざまな情報が簡単に入手できるようになりました。しかもリアルタイムに近い形で雨雲の動きがわかるなど便利になったものです。 さて、現在、気象庁が全国に設置している気象レーダーは20箇所。このうち既に12箇所(2009年10月現在)が『ドップラーレーダー』に置き換えられています。通り過ぎるサイレンの音程が変化する、あのドップラー効果を使ったレーダーです。従来は、反射して戻ってくるマイクロ波の強度から雨の強さを測っていましたが、それに加えて『ドップラーレーダー』では周波数の変化から風の向きや風速、雲の移動方向・速度などの情報を得ることができます(スピードガンと同じ原理です)。各地の空港にも設置され、近年増えている竜巻や突風、集中豪雨の予測・予報精度の向上に活躍しています。 |