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| ゾーンメルトホウ | |
| melt zone method | |
| ゾーンメルト法(ゾーン精製法)とは、不純物を取除き、純度の高い金属を作り出すための精製法。棒状の金属を端から加熱し溶融したゾーンを作り、それを一方に動かしていくと不純物はゾーンに集中し、固まった部分は純度の高い金属となる。これを繰返して金属の純度を上げていく。 溶融した固体が戻る時、不純物は最後に固まる部分に集中する偏析作用を利用した方法。 |
| 『ウィリアム・G・プファン』この名前をご存知の方はかなりの半導体通です。 プファンは【ゾーンメルト法(ゾーン精製法)】の発明者で、99.999999999%の純度の高い半導体の製造を簡素化した人です。超有名人ではありませんが、彼がいなかったら半導体の隆盛はあり得なかったとも言われる功労者です。なぜ突然プファンを取上げたかと言うと、彼がゾーンメルト法を発明するまでの経歴が面白いんです。 『若きエンジニアへの手紙』(菊池誠著・ダイヤモンド社)によると、プファンは少年の頃、手紙や書類を届けるメールボーイとしてベル研究所に雇われました。次第に実験の準備や手伝いをする雑用を任されるようになり、ついには結晶の純度を上げる実験の手伝いのなかからゾーンメルト法を発明しました。しかも思いついたのは昼寝から覚めた時だったそうで、意外な人が思わぬ時にすごい発見をしたものです。 発明の裏には面白い人間ドラマが隠されています。プロジェクトXではありませんが、これからはこうした事例をもっと紹介していきたいですね。 |