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| クロスカップリングはんのう | |
| cross coupling reaction | |
| クロスカップリング反応とは構造の異なる2つの有機化合物を結合させる反応のこと。 1972年に玉尾皓平・理研基幹研究所所長らが開発、ニッケルを触媒として用いた「熊田・玉尾・コリュー・カップリング」の発見が始まりとされる。2010年ノーベル化学賞を受賞したパラジウムを触媒に用いる手法は、合成が難しい有機化合物を効率的で自由度高く作れ、有機化学の分野を劇的に発展させた研究とされている。 |
| 昨年のノーベル化学賞、3人の受賞者のうち日本人が2人も受賞したのは、日本の化学技術にとってとても勇気づけられる嬉しいニュースでした。受賞対象となった研究は、パラジウムを触媒として使った「クロスカップリング反応」というもので、有機化学の分野に革 命を起こしたと言っても過言ではない素晴らしい研究です。現在では液晶や有機ELなど電子分野や、医薬品や農薬など幅広い分野で欠かせないものとなっています。 ちなみに、このクロスカップリング反応の分野では、今回の受賞者である根岸英一パデュー大特別教授と鈴木章北海道大名誉教授をはじめ、数多くの日本人が名を連ねているそうです。最近では立命館大学の研究グループがレアメタルを使わない反応で導電性ポリマー の開発に成功し、実用化を目指すといった発表があったばかりです。 ちょっと元気がない日本の製造業ですが、それを支える研究分野はまだまだ健在。優れた研究と製品開発をうまく繋げて活性化につなげていきたいですね。 |