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| ガラスキバン | |
| glass substrate | |
| ガラス基板とは、工業用に機能性を付加したガラス製の平面な基板のこと。ガラスの組成によりソーダライムガラス系、無アルカリガラス系などがある。光に対する透明性や、平坦性、化学的安定性、電気絶縁性などを利用し、ディスプレイ(FPD、ノートパソコン、パソコン用モニタ、携帯電話機など)や太陽電池、磁気ディスク、IC、フォトマスクなどに使用されている。ガラス基板の製法には、溶融したガラスを水平に取り出すフロート法と、垂直方向に下に取り出すフュージョン法がある。液晶テレビ用のガラス基板には無アルカリガラスが使われており、主に厚さは0.7mm。最先端の第10世代ガラス基板のサイズは2850×3050mmで、1枚から60型クラスが6枚、57V型が8枚、42V型が15枚取れる。 |
| 8/11に発生した駿河湾沖地震の時、崩落した東名高速道路の復旧作業が大々的に報道されましたが、そのなかで『米・コーニング社の静岡工場がガラス生産を一時停止』というニュースがありました。静岡工場は液晶ディスプレイ向けのガラス基板を生産しており、その影響が心配されています。 液晶パネル関連分野は、需要予測を見誤るとたちまち過剰在庫や供給不足に陥る厳しい業界です。大型のガラス基板を作れるのは世界でも数社しかありませんが、ガラス溶融炉(溶鉱炉)の生産調整は容易ではありません。昨秋以降、慎重な対応をしてきたコーニング、AGC(旭硝子)などのメーカーは増産を急いでいますが、ここにきてガラス基板不足が懸念されています。新興国で薄型テレビの需要が急速に伸びるなか、ガラス基板不足で商機を失うことだけは避けたいところですね。 |